原材料
大根、漬け原材料(米ぬか、塩、昆布、唐辛子、渋柿の皮、みかんの皮)
★乳酸発酵のたくわんの魅力 1
このたくあんの「パリッ」「コリッ」とした歯ごたえのある触感は大根を天日干しと呼ばれる方法で乾燥させることにより生まれます。大根を自然の力で乾燥させ、もともとの重量の3分の1以下まで干すことにより、大根本来の甘み、うまみをギュッと凝縮することができるのです。
ただし、この天日干しには冬の寒風と太陽、風通しの良い広い平野という条件が必要です。こういった条件は都会ではまずできません。田舎ならではの条件です。
また乾燥中の大根は雨に打たれてはいけないため、農家の方々は様々な工夫と労力を使い、大変なリスクの中、太陽と風という自然の力で天日干しを完成させるのです。ちなみに現在日本でこういった天日干しを行ってうまみを凝縮させる製法はたくあん全体の2割程度と言われており、残りの8割は塩漬けによって凝縮させます。コストや手間の面から考えても塩漬けの方が良いからですね。しかしながら私達にとってはこういった昔ながらの方法や自然の力によって生まれる味の方が美味しいと考えていますし、これからもこの製法を守っていくことが私達のこだわりです。
★乳酸発酵のたくわんの魅力 2
樽の味代表の細田幸治は最高のたくあんをこしらえるため、無添加で化学的な調味料を一切使用しない自然の漬け込み原料を3年もの月日をかけ探し出しました。 和歌山県のお米から生まれる自然の糠、海から採れる兵庫県赤穂の自然の塩、北海道で採れた天然昆布、大根と同じく自然乾燥させた柿の皮は和歌山だからこそ良いものに巡り合えました。そして個人的にもお付き合いのある農家の方にわけていただいたこだわりの唐辛子。それらを一切の加工もなくそのまま一緒に漬け込み材料にします。もちろん着色料や保存料も使用しません。 こうすることで大根本来の旨味や甘みを引き出し、その他の材料も素材本来の持つ味わいを引き立てることができ、より一層、自然の味わいが深くなっていくのです。 これは私達自身の味へのこだわりでもあります。本当に自分たちが美味しいと感じるものをつくりたいという思いが込められているのです。
★乳酸発酵のたくわんの魅力 3
おそらく日本全国でも熟成発酵の過程を経てつくられる漬物は数えられるほどです。現在は冷蔵技術や保存料等の添加物が発達したため、浅漬が漬物の主流となっているからです。 樽の味のたくあんは独特の酸味と自然の風味を最大限に引き出すために180日間以上の期間を樽の中で寝かし、必ず熟成と植物性乳酸菌による発酵を行います。発酵には一定の温度が必要ですし、寝かしておく間は十分な管理も必要となり、多くの手間や場所を使います。この辺りも田舎だからこそできる製法だと思います。 発酵は植物性乳酸菌のチカラによって生じ、発酵食品独特の本格的な旨み、酸味、味の深みが出ててきます。 私達はこういった手間暇をかけるからこそできる味だと考えており、こだわりの一つと認識しています。 ちなみに長期間寝かし、熟成発酵させることから私達のつくる漬物は「古漬け」や「ひね漬け」とも呼ばれます。私達樽の味では素材や製法をひっくるめた総称として「田舎漬け」と呼んでいます。
気になるよ!!タクワン!!
Q:たくわんは乳酸菌ではっこうしているの?
A:はい、その通りです。植物性乳酸菌によって発酵することで昔ながらのたくあんとして完成します。乳酸菌も様々な種類があり、ラクトバチルスプランタラム菌をはじめ、エンテロコッカス・フェカリス菌やペディオコッカス・ペントサセウス菌、リューコノストック・メセンテロイデス菌等など、多くの乳酸菌によって成り立っているのです。
Q:着色料を使用していないのに、少しだけきいろいのはなぜ?
A:それは大根に含まれる糖分がたんぱく質と結びついたからです。メイラード反応と呼ばれ、野菜を熟成発酵させる場合によく起こる色の変化のことです。したがって着色料を添加する必要はございません。
Q:漬物h好きだけど、塩分が気になっちゃう!
A:か漬けは普通の漬物よりもカリウムというミネラル成分が2~3倍多く含まれます。米糠のなかのカリウムがぬか漬けに移行するからです。カリウムは体内の余分な塩分を排出してくれるので塩分を気にされる方にぬか漬けはオススメです。
上記、樽の味HPから参照
【樽の味】紀州紀の国あっさり漬
販売価格(税込): 324 円
【樽の味】熟成ぬか床1㎏
販売価格(税込): 550 円
【樽の味】うまみの素200g
販売価格(税込): 328 円
釜炊き塩 海の子 200g
販売価格(税込): 430 円
羅臼昆布 50g
販売価格(税込): 380 円
【いなほ屋】アチャールの素 70g
販売価格(税込): 780 円