秋山糀店 / 金山寺みそ 甘口 200g

味噌の中にこんぶ、かつおぶし、ごまを入れて甘味をつけた「おかずみそ」です。
ごはんがすすみます!

原材料名 みそ、水アメ、ごま、こんぶ、花かつを
内容量 200g
製造者 秋山糀店

使い方

・ごはんのおとも
・田楽
・蒸した野菜につけて
・おでん
・さしみこんにゃくのタレとして
・パンに塗ってもおいしい・・

など

コタンのブログ記事より

外食をしようと街に出ても、うまいうどん屋、おでん屋、スープ屋はあってもうまい味噌汁屋というのはみかけません。
「小道を入ると味噌色のちょうちんに味噌の2文字」という活字も出会ったことがありません。
まあ、それが食事のわき役というポジションの事もあると思うけど、第一にそれが外の食事でもなく、たまにでもなく、家にどっしり根ざした日本の超日常的なソールフードだからだと思います。

味噌はほかの調味料と比べても、地域や個人の好みの差がはっきりしています。だから「こっちの方がうまい。」というより「こっちの方が好き。」という表現の方がぴったりくる食べ物の代表だた思います。
ほんの少し前までは、多くの家庭が自家製味噌を作っていました。家で作るということは、まさに「こっちの方が好き。」のこっちに限りなく歩み寄れます。微生物の環境は土地ごと家ごとに違うため、微生物によって作られる味噌はその土地、家特有の味になると言えるでしょう。自分の生活している環境で育つその味噌は「地の物を食べる」という道の王道、自分の体にしっくりのものです。

総社にある秋山麹店は、オリジナルの味噌以外に、個人から頼まれる味噌の仕込みをたくさんこなしていました。個人からの物は、大豆、小麦の持ち込み、人によっては塩の指定もある為、大量に生産という形はもちろんとれず、一つ一つそれぞれの味噌を作っています。もちろん、時期によっても年にとれる材料の質でも違いは出てくる。秋山さんから「これがうちの味噌です!」という強い主張をほとんど感じなかったのは個人個人の「こっちの方が好き。」という好みに合わせて、それぞれに喜んでもらう味噌づくりをしている姿勢のあらわれだと感じました。

家で味噌を仕込むとき味噌は一番寒い日に仕込みます。1月から2月の春前の寒い時。少しずれたけどこれから、うちも味噌仕込みます。やってみれば楽しい季節行事、半日有れば1年分の味噌が仕込めます。手をかけて作るという事も自然食の大事な要素です。秋山麹店に麹も注文できるので、大豆と塩を用意して味噌づくり始めましょう。材料相談ください。

2008.3.29 ひで

商品レビュー

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。